日本

ホンダの車名は排気量によってドリーム、ベンリイ、カブの３種があった。ドリームは１５０ＣＣ以上の大型用の名前だった。当時のホンダは２４７ＣＣのこの車が最大だった。…

緑のカワサキとして４大バイクメーカーの一翼を担うカワサキモータースは、一番後発でありながら、倒産したメグロから引き継いだノウハウを基に、大型バイクメーカーとして…

メグロは、戦前から大型２輪車を代表してきた。ジュニアは大型の半分の排気量２４８ＣＣと、小型で使いやすい車として誕生。Ｓ３は１９５６年から５９年まで造られ、シリー…

初の市販車ＹＡ－１は、翌年すっかり姿を変えてＹＡ－２となった。ＤＫＷ１２５そっくりのフレームは、独自の設計によるプレスバックボーンと変わった。軽快さと力強さを持…

発足当時のヤマハは、楽器屋のポンポンと馬鹿にされたが、１９５５年の浅間火山レースなどで立て続けに上位を独占し、注目された。ドイツのＤＫＷ１２５は、ヤマハの他に米…

ホンダが最初に市販したＡ型は自転車に付ける補助エンジンだが、サドルとハンドルの間にガソリンタンクがある。他の補助エンジンと違い、既にオートバイの形を成していた。…

ＢＳモーターはブリジストンの子会社で、この車を企画・販売した。実際にエンジン一式を造ったのは富士精密工業だった。この会社は旧中島飛行機で、後年プリンス自動車とな…

敗戦後の耐乏生活の中では自動車はおろか、オートバイですら贅沢品。庶民の最も手軽な移動手段は自転車だった。その車体にほとんど手を加えず、小型エンジンを取り付けたの…

マツダが戦前まで製造･販売していた3輪トラック「マツダ号GA型」をベースに、1949年から販売されたのが、戦後初めての製造になる3輪トラック「マツダ号GB型」。…

1962年、ダイハツ技術陣がこだわりをもって設計した高剛性を誇る強靭なフレームに新型の直列4気筒1.5Lエンジンを搭載した、ダイハツ三輪トラックの主幹となる新シ…

二輪車の後半部を荷車に換えたような三輪トラックとして1949年に発売された「マツダ GB型」は、「HB型」に発展して後継モデルの「GCZ型」に引き継いだ。195…

くろがねが2灯になったのは1954年の2トン積みKFからで、1.5トン積みのKPにも適用された。丸ハンドルは1957年10月から採用されるが、この車はまだバー・…