初期の中型市販バイクがベンリイだ / ホンダ ベンリイJB型, 1955年式(昭和30年)

ホンダが最初に市販したA型は自転車に付ける補助エンジンだが、サドルとハンドルの間にガソリンタンクがある。他の補助エンジンと違い、既にオートバイの形を成していた。ベンリイは50~150CCの中型車に付けられた名前で、便利が語源だ。1954年に誕生した最初のベンリイは89CCのJAで、55年から125CCのJBとなった。