「ダブワン」と呼ばれた憧れの車 / カワサキ(川崎重工業) 650 W1 SA, 1971年式(昭和46年)

緑のカワサキとして4大バイクメーカーの一翼を担うカワサキモータースは、一番後発でありながら、倒産したメグロから引き継いだノウハウを基に、大型バイクメーカーとして基盤を築いた。メグロ時代に、イギリスのBSAをコピーした1Kを引き継いで新しく誕生したのが、当時最大の排気量を持つ650W1、通称「ダブワン」だった。