ヤマハバイクの原点「赤トンボ」 / ヤマハ(日本楽器製造) YA1,  1955年式(昭和30年)

発足当時のヤマハは、楽器屋のポンポンと馬鹿にされたが、1955年の浅間火山レースなどで立て続けに上位を独占し、注目された。ドイツのDKW125は、ヤマハの他に米、英、ソ連、東独などでもコピーされ、500万台も造られた。マルーンとアイボリーのヤマハが一番美しく、その色から「赤トンボ」と呼ばれる伝説の車だ。