日本人の頭と腕で完成した純国産乗用車 / トヨペット クラウンRSD, 1958年式(昭和33年)

海外メーカーとの提携に頼らず、純国産乗用車として自社技術によって開発されたのが、1955年に発売された初代「クラウン」である。観音開きの扉が特徴で、乗り心地と操縦性を両立させたサスペンションを採用した。発売当初は、フロントウィンドウが2分割されたRS型1車種のみであったが、発売から10ヶ月後にはフロントウィンドウを1枚ガラスにしたデラックス(RSD型)が追加された。