2020年1月
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小径タイヤ仕様の最終モデルのラビット / 富士産業 ラビット S-25型, 1950年式(昭和25年)
ラビットは、スバルの前身会社である富士産業が1947年からS-1 型の生産を始めた。 このS-25 型はその後期のモデル。 前部からの吸気、後部からの排気に改良…
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クルマに積めるコンパクトな原付ミニ / ホンダ モトコンポ, 1981年式(昭和56年)
「初代シティに積んで四輪と二輪を楽しむ」という発想で開発された。 ハンドルやシートは折りたたみ式で、収納すると全長1185mm、全幅535mmしかない。 ボディ…
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輸出モデルを国内に投入したアメリカン / ヤマハ XJ650 スペシャル, 1980年式(昭和55年)
このモデルのベースとなったロードタイプのヤマハXJ650は、4サイクル4気筒DOHCエンジンを搭載し、走行性能も高く、人気だった。 スペシャルはこのXJ650に…
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スズキの本格的大型ツーリングスポーツ / スズキ GS750G, 1979年式(昭和54年)
このモデルは1977年に登場したスズキGS750をルーツとし、68馬力の4サイクル4気筒DOHCエンジンを搭載する。 大型のタンクとキャストホイールが標準装着さ…
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ナナハンクラス首位を再奪還した高性車 / ホンダ CB750F, 1980年式(昭和55年)
1969年発売のCB750FOURで、ナナハンブームを巻き起こしたホンダだが、カワサキ750RS などのライバルが登場し、苦戦を強いられた。 10年後の1979…
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クーペから仕立てた個性的ワゴン / ボルボ 1800ES スポーティング エステート, 1973年式(昭和48年)
1963年登場にしたクーペタイプの「1800S」をベースに、ルーフを伸ばし、テールゲートを持つワゴンに仕立てたのがこの車。 クーペスタイルのイメージを残しながら…
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毎年細かくリファインされて30年 / フォルクスワーゲン ビートル タイプ1 1300, 1965年式(昭和40年)
ビートルは30年以上、生産され続けたが、ほぼ毎年どこかが細かく変化し、年型で区分される。 見た目で区別すれば①ヘッドライトが傾斜しているか直立か、②リアウインド…
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原付並みの小さな自動車 / ピアジオ アペP50 パネルバン, 1995年式※推定(平成7年)
イタリア・ピアジオ社製の一人乗り自動車。 日本での扱いはややこしい。 排気量は原付自転車並みの50ccで、マイクロカーに分類。 道路交通法では自動車なのでヘルメ…
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小さくても本物の自動車のパイオニア / オースチン セブン ツアラー, 1929年式(昭和4年)
オースチン・セブンは1922年から39年までの18年間で29万台が製造された。 外見は大別して3期に分かれ、この車は第2期のもの。当時、1000cc以 下の車は…
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テレビドラマに登場し人気に / 日産 レパード, 1987年式(昭和62年)
レパードは1980年に大衆セダン、ブルーバードの上級車種として登場した。 86年発売の二代目はスカイラインをベースにした2ドアクーペとなり、スペシャリティカーと…
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最後の直列六気筒スカイライン / 日産 スカイライン, 2001年式(平成13年)
R34型と呼ばれる十代目スカイラインは、ボディサイズを先代に比べ縮小させた。 エンジンも、ターボモデルで280馬力を達成するなど、運動性能を向上させた。 この車…
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海外で高い支持を得たロングセラー車 / 日産 サファリ, 2000年式(平成12年)
日産の業務作業用途の四輪駆動車、パトロールは1980年に日本での名称をサファリと変え、レジャー等の使用にも応えるようになった。 この車は三代目の二ドアショートボ…