小径タイヤ仕様の最終モデルのラビット / 富士産業 ラビット S-25型, 1950年式(昭和25年)

ラビットは、スバルの前身会社である富士産業が1947年からS-1 型の生産を始めた。このS-25 型はその後期のモデル。前部からの吸気、後部からの排気に改良された新規開発エンジンを搭載。総排気量148ccの強制空冷式の4サイクルで、サイドバルブ型のエンジンにより、最大出力が高まり、高速走行時の安全性が向上した。