軽トラ並みのサイズと価格で800ccの余裕 / トヨタ ミニエース(幌タイプ), 1968年式(昭和43年)

「パブリカ」の空冷式水平対向2気筒エンジンや4速ミッション、サスペンションなどの主要コンポーネントを用いて生産されたのが、1967年から発売された「トヨタ ミニエース」。標準型となる低床トラックは、限られた全長の中で荷台寸法を最長にとり、軽トラックより150kg多い500kgの最大積載量を確保していた。さらに、軽自動車と変わらぬ取回しの良さも特徴で、価格も軽トラック並みに設定された。