一気にモダン化した大型サルーン / ジャガー マークⅩ 3.8, 1963年式(昭和38年)

シリーズの最後を飾る「マークⅩ」は、それまで続いたクラシック テイストを捨て、独立したフェンダーのない現代風のボディとなり、特徴的な丸くくびれた屋根は姿を消した。全体の雰囲気はこの後、誕生する「420G」や「XJ6/12」シリーズの「マークⅠ」に近いと言った方が、違和感がないくらいだ。