全てが平凡だがなかなか良い車だ / フィアット 124 ベルリーナ, 1968年式(昭和43年)

1966年、「フィアット1300/1500」に代わる小型乗用車として発表された。シンプルな丸型2灯式ヘッドライトを備えたフロントグリルとボクシーかつプレーンなフォルムで構成された一般的な後輪駆動車であったが、トータルバランスに優れた軽快な小型ファミリーカーとして完成されていた。1967年には”ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー”を受賞している。