量産小型セダンの先駆けの俊足クーペ / マツダ ファミリア クーペ, 1965年式(昭和40年)

マツダの量販小型車の主力となったファミリアは、1963年に商用車からスタート。翌年にワゴンとセダンが追加され、1965年にクーペが加わった。イタリアの“カロッツェリア ベルトーネ”のデザインによる2ドアクーペのボディは小粒ながらスタイリッシュで、非常に魅力的であった。マツダ車初のSOHCエンジンとツインキャブレータを組み合わせたスポーティー仕様はクーペ専用とされた。