豪州ラリーでクラス優勝し有名に / ダットサン セダン(210型), 1958年式(昭和33年)

英国オースチン車の部品を輸入し、組み立てて販売するノックダウン生産から生産技術や先進技術を学び、独自開発されたのが「ダットサン 210型」。日産自動車が北米に本格的に進出した初のモデルとしても知られ、先代から受け継いだ丈夫さや4ドアセダンの利便性からタクシーにも多く採用された。また、オーストリアで行なわれた過酷なラリー競技に出場してクラス優勝し、知名度が大きく広がった。