流線型の大型乗用車 / トヨタ ABRフェートン, 1938年式(昭和13年)

空気抵抗を減らすため流線型が出現し、一部の自動車にも実験的に採用された。この車のデザインは、クライスラー社の1934年型デソート エアフローを参考にしたと言われている。姉妹車AAはセダン、ABはフェートン(幌型)、ABRABを改良した軍用型である。戦前のトヨタの乗用車は大型車のみだった。