短命に終わった三菱の軽三輪 / 三菱 3輪ペット レオ, 1959年式(昭和34年)

1952年に軽自動車免許が新設され、16歳から取得できるようになった。これを受け、三輪各社は続々と軽市場に進出。三菱は最後発で、漫画家の手塚治虫の作品にちなんで命名された「三菱 3輪ペット レオ」が1959年に発売された。スチール製の小鳥の顔を思わせる全天候型キャビンや水平に寝かして搭載した単気筒エンジンなどが特徴。現存する車両は数台しかないと言われ、大変貴重な車両である。