販売3年目で大改良されたてんとう虫 / スバル 360, 1960年式(昭和35年)

「スバル360」は、丸みを持った車体形状からフォルクスワーゲンの“カブト虫”に対比させて“テントウ虫”と呼ばれ親しまれた。1958年の販売開始から1970年の生産終了までの13年間にわたって、毎年、細かな改良が施された。販売3年目の1960年後期型では、エンジン変更による出力アップ、ギアシフトパターンを横H型から縦H型に変更、フロントバンパーを二分割から一本化へ、機構的にも見た目にも手が加えられた。