三菱を代表するラリーカーの始祖 / 三菱 ランサー 1600 GSR, 1974年式(昭和49年)

ランサーは英語で「やり騎兵」の意味。急拡大する大衆車分野に向けて、ギャランとミニカの中間車種として開発された。「ギャラン」や「FTO」などの既成のコンポーネンツを流用した設計で、平凡だが非常に軽快な小型セダンとして1973年に発売された。発売から半年後には、競技車両のベースとなる ”1600GSR”が追加された。海外ラリーでも活躍し、三菱の名前をラリー界に轟かせた。