個性的なスタイルで当時の若者を魅了 / 日産 チェリークーペ X-1, 1973年式(昭和48年)

日産初の前輪駆動車としてデビューしたチェリーシリーズに、1971年、〝プレーンバック〟と名付けた2ドアクーペが追加された。丸みを帯びた独特なボディ後半部のデザインが特徴で、ルーフの後部が一体になったような大型のテールゲートを備えていた。毎年、マイナーチェンジが実施され、前後バンパーが2度に渡って大型化され、フロントグリルもシンプルなものから独立した角形のグリルが設けられた。