飛行機作りから自動車のボディ設計 / 富士重工 スバル360 DX, 1967年式(昭和42年)

“てんとう虫”という愛称で人々に親しまれたスバル360は、手頃な価格で小型、高性能なクルマを普及促進させる通産省(現・経産省)の政策に呼応する形で、飛行機の技術者出身の多かった富士重工が開発・販売した。ボディは軽量化のために薄くした鉄板の強度を保つため、平面を少なくし、丸みを持たせたデザインで設計された。「てんとう虫」という愛称で人々に親しまれたこのスバル360は、手頃な価格で、小型、高性能なクルマを普及促進させる通産省(現・経産省)の政策に呼応する形で、飛行機の技術者出身の多かった富士重工が開発・販売した。ボディは軽量化のために薄くした鉄板の強度を保つため、平面を少なくし、丸みを持たせたデザインで設計された。