気品に満ちた「伯爵夫人」/ 日野 コンテッサ 900, 1964年式(昭和39年)

今ではトラック、バスメーカーの日野自動車も、かつては乗用車を生産していた。仏ルノー社と提携して日野ルノーの組み立て生産をしながらノウハウを蓄積し、1961年に自社開発のコンテッサを発表した。車名はイタリア語で「伯爵夫人」を意味する。水冷式4気筒エンジンを車体後部に搭載して、後輪を駆動するリアエンジン、リアドライブ方式を採用。1962年にマイナーチェンジが行われた。