第3世代「みにくいアヒルの子」 / シトロエン 2CV AZAM, 1964年式(昭和39年)

1948年の発表から40年間以上モデルチェンジなしで生産、販売された。スタイリングは、「コウモリ傘に4つの車輪を付けた形」という開発時のコンセプトから、幌タイプのルーフを円弧状にして居住性を確保し、コストダウンのためウィンドウ類は全て平面ガラスで、機能性を最優先したデザインを採用していた。空冷水平対向2気筒というシンプルなメカニズムのエンジンで前輪を駆動した。