当時主流のオオタ製ボンネットトラック / オオタ KC型トラック, 1953年式(昭和28年)

20世紀半ば、個人が興した自動車会社の中に「オオタ自動車」という自動車メーカーが存在した。生産台数は「ダットサン」の1割にも満たない生産台数であったが、常に「ダットサン」をライバル視した車造りを行い、「ダットサン」に勝るとも劣らない自動車を販売していた。1953年、小型ボンネットトラック「K系」シリーズがモデルチェンジされて発売されたのが「KC型トラック」。