高い実用性で軽自動車イメージを一新 / ホンダ ライフ 2ドア, 1973年式(昭和48年)

1960年代、軽自動車界を席巻した「N360」の後継車として投入された。“大人4人がなごやかな気分でゆったり乗れることを最優先に”が開発方針だった。走行性能重視の空冷式エンジンから、低公害で経済性の高い水冷式エンジンに方向転換するとともに、実用性の高い4ドアモデルも投入するなど、拡大するファミリーカー需要に応えた。ホンダが軽自動車の生産を終了する1974年秋まで生産された。