自動車化に踏み出したオート3輪車 / ダイハツ SDF8, 1956年式(昭和31年)

終戦後、500kg積みオート三輪の生産を再開したダイハツは、年々、大型化・高性能化を進めていった。1950年にはV型2気筒エンジンを搭載したSSH型、フロントカウルを装備した1952年のSN型、2灯式のヘッドランプを採用した1954年のSX型と、そのスタイルも徐々に洗練されていった。1956年には、1トン積み車に水冷式V型2気筒1005ccエンジンを搭載したSDF型が発売される。