国際水準に並んだソ連の車 / モスクビッチ(408), 1966年式(昭和41年)

ソビエト連邦(ロシア連邦)国営の“MZMA”が生産していた「モスクビッチ407」に替わるモデルとして、1964年から販売された。旧ソ連の自動車産業は、外国他社の工場設備一式を導入し、ほぼ同じものを造っていた。「ZIS」や「ZIM」などが知られている。「モスクビッチ」の前モデル「400」も、敗戦国ドイツから持ち去った「オペル カデット」の設備を使って生産したものだったが、「408」は自力で造り上げたものだ。