「ビクター」の高性能バージョンです / ボクスホール VX40, 1963年式(昭和38年)

1961年から「ビクター」の派生モデルとして追加されたスポーツモデル。ツインキャブ、高圧縮比型エンジンに加え、スポーツ走行に必要なセパレートシートやディスクブレーキ等が標準化された。ボディ側面にはピンストライプのメッキモールが付けられ、専用のフロントグリルと大型化されたテールライトが特徴。平凡なサルーンに手を加えて高性能版を造り出す手法は、当時英国における一つの流行だった。