根強い人気のロングセラー / オースチン セブン サルーン, 1937年式(昭和12年)

イギリス本国の生産車や日本を除く諸外国のノックダウン生産車は1932年のマイナーチェンジ時にホイールベースが延長されたシャシと拡大されたボディが組み合わされた。しかし、日本においてはダットサンのボディサイズが小型車枠の基本サイズになっていたため、新型「オースチン セブン」ではサイズが大きいため小型車とは認められなかった。そこで、旧型のシャシのみを輸入し、日本独自のボディを組み合わせた。