オートバイに代わる一人乗りの運搬手段 / ダイハツ ミゼット(DK2), 1960年式(昭和35年)

1957年、300kgの荷物を積めて自転車や小型バイクと同様に、低価格で維持費もかからず、取り扱いも簡単な軽自動車として販売されたのが「ダイハツ ミゼット」。車体は2輪車の後部に荷車の荷台を取り付けたような形状で、運転者が乗るキャビンにはドアも無く、屋根も幌だった。また、ハンドルも2輪車と同じ ”バーハンドル”で、エンジン始動はキックペダル方式とセルスタータ方式があった。