日産のクルマづくりの基礎に / ダットサン トラック 1000(220型), 1958年式(昭和33年)

英オースチン車の組み立てのノウハウをもとに日産は1957年、乗用車「ダットサン1000」と「ダットサントラック220型」を開発した。両車のフロント周りのデザインはほぼ同じで、1000ccエンジンも共通だった。このフレーム形式とエンジン形式は、その後の日産の自動車造りの基盤となった。東京・日本橋の三越屋上で開かれた一般公開は盛況で、延長されて10日間も開かれた。