いすゞトラックを代表するスタイル / いすゞ トラック TX80, 1951年式(昭和26年)

戦後の1945年、物資輸送のためのトラックに限り自動車生産が許可されると、いすゞ自動車の前身であるヂーゼル自動車工業は戦時中に試作していた軍用トラックを民需用として生産したのが5トン積みトラックの「TX80型」。毎年、細かい改良が加えられ、エンジン出力がアップされた翌年の1950年には、ヘッドランプがフェンダー埋込みとなり、バンパーと平行な横溝のメッキグリルが採用された。