自衛隊の中型ジープです / トヨタ FQ トラック FQ10型, 1959年式(昭和34年)

第2次大戦後、アメリカから日本に貸与されていた小型トラックの「ダッジ ウェポン キャリア」の老朽化に伴い、後継車として1951年に開発されたのが「3/4トントラック」。北海道は日産、本州以南はトヨタが主に担当し、1952年から生産が始まった。物資輸送が主目的だったが、小回りが利く上、「ジープ」と同等の機動性を有していたので、人員輸送や各種装備搭載など様々な用途に使われた。