元慶應大学の車です / クライスラー エアストリーム エイト トラベルセダン, 1935年式(昭和10年)

クライスラーはアメリカを代表する高級車の一つだが、他社に先駆けて1933年には空気抵抗を軽減する流線型を「エアフロー」と名付けて発表するなど、スタイリングでもチャレンジを見せている。この車は警視庁で使われていたものを戦後慶應義塾大学の有志が買い取ったようで、後ろには慶應義塾體俼會自動車部と旧字体で書かれている。