1935年(昭和10年)からベルトコンベアによる大量生産方式で造られた「ダットサン」シリーズは順調に生産台数を伸ばし、1937年にはスタイリッシュな2ドアのクーペモデルも加わった。「ダットサン」の名称は、3人の設計者の頭文字を並べた ”D.A.T.” と3人の息子を意味する”SON”を組み合わせたものが考案されたが、“SON”は“損”を意味することから“SUN”(太陽)に変更されて、ダットサン(DATSUN)が誕生した。
戦前の傑作小型乗用車 / ダットサン クーペ(16型), 1937年式(昭和12年)
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