パブリックカーがスポーツカーに / トヨタスポーツ800, 1965年式(昭和40年)

名前を公募した大衆車のトヨタ パブリカをベースに、系列会社の若い技術者たちの提案で開発されたのがトヨタ スポーツ800。パブリカの特徴である空冷2気筒の非力な軽量エンジンを、空気抵抗の少ない超軽量ボディに搭載し、時速155キロの最高速度を得た。レース界では性格の異なるホンダスポーツS600、S800と人気を二分する大活躍だった。