軽三輪をベースに積載量を拡大 / マツダ T600, 1964年式(昭和39年)

軽自動車「マツダ K360」の発売から1ヶ月遅れの1959年に発売されたのが新型小型オート三輪となる「マツダ T600」。「K360」をベースに、V型2気筒エンジンの排気量と荷台を拡大して発売された。軽自動車としての恩恵は少なかったが、10年間に亘り生産が続けられた。1964年の最後のマイナーチェンジで、ホイールベースが延長されてトレッドも拡大され、キャビンのルーフが幌製からスチール製に変更された。