ビートル(カブトムシ)と呼ばれた車 / フォルクスワーゲン 1200 セダン(タイプⅠ), 1963年式(昭和38年)

ナチスドイツのアドルフ・ヒットラーの命により国民車として造られた「フォルクスワーゲン(タイプⅠ)」は、1945年から本格的に量産が始まった。毎年のように改良が重ねられ、量産開始から10年間で総生産台数が100万台を超えた。その間、外観的には三角窓の追加やリアウインドウがスプリットタイプからオーバルタイプに変更され、エンジン排気量も僅かに増量されてパワーアップした。