期待の青い鳥、月産3千台の人気車に / ダットサン ブルーバード(P311型), 1961年式(昭和36年)

「ダットサン1000」の後継モデルとして、「ブルーバード」の名称が初めて採用された記念となる車両が「ダットサン310型」で、1959年から発売された。すっきりとしたデザインが好評で、独特のテールランプの形状から「柿の種」とも呼ばれて親しまれ、日産初の月3千台の生産を達成した。車体には「日産」や「ニッサン」の文字がなく、正式名称は「ダットサン ブルーバード」。