「ベンツ」のライバルを狙った車 / トライアンフ スタッグ, 1973年式(昭和48年)

アメリカ輸出を視野に、「メルセデス ベンツSL」に対抗する高級オープンカーとして開発された。エンジンは自社製のV8気筒を搭載し、米国の安全に合わせたロールバーを装備していた。発表直後の評判は非常に良かったが、販売が始まると当時の生産技術や品質管理の不備から新開発されたエンジン各部にトラブルが多く発生し、急激に評判は悪化した。