シャフト・ドライブのユニークな車 / ライラック(丸正自動車製造) R92, 1964年式(昭和39年)

ライラックの創立者伊藤正は、本田宗一郎のアート商会で経験を積んだ後、浜松で独立し戦後1948年から二輪車造りを開始した。

戦後に多数出現したメーカーの一つだが、技術に裏打ちされたユニークな車だった。

当時耐久性に問題のあったチエーンを廃止し、日本では初のシャフト・ドライブを採用。

販売政策の拙さから1967年倒産した。