ローバー最後の大ヒットとなった / ローバー 2000 SC オートマチック, 1966年式(昭和41年)

モノコック構造のボディを採用したローバーの新型高級4ドア サルーンとして発売された。直線基調に豊かな曲面を組み合わせたモダンでスマートなボディデザインは「サルーン」と呼ぶに相応しかった。保守的な車のイメージが定着し、「ローバーおばさん」とやや皮肉を込めた愛称で呼ばれてきたが、一気に印象が変わってしまった。

1963年から1973年にかけて約21万台が造られ、大ヒットとなった。